マジックにおけるオリジナリティ

マジシャンにはそれぞれオリジナリティがありますよね

長くマジックをやってる人だったり、それで生活してる人だったりするとその人なりのマジックの見せ方がある

このマジシャンを呼ぶと、こんなマジックをやってくれる…ってのがオリジナリティ

また同じマジックでもこの人の魅せるマジックの方が美しくて品があって、ほかと何かが違う…ってのもオリジナリティ

将来プロとしてお金を稼ぎたいという人や、コンテストで上位入賞したいという人はマジックにおける自分のオリジナリティを求めるのに必死かもしれない

だからコンテストのために焦ってキャラク作りをする

または人と違うことをやることがオリジナリティだと思ってる人が大勢いる

まぁ、それがその人にとってのオリジナリティならそれで良いんだけけれども、中には基礎がなってない人も沢山いる

オリジナリティを求めたいなら焦る必要は全くない

僕は基礎があってこそのオリジナリティだと考えている

それは演技力だったり、技術力に関しても同様だ

基礎なくしてのオリジナリティへの主張は既に誰か通った道に立ってるに過ぎず、結果的に遠回りしている可能性が高い

オリジナリティを求めたいなら自分が好きなマジシャンを徹底的に模倣してみるのが良い

「この人、上手いなぁ〜」と思うマジシャンはみな良い作品や基礎技術を作ってくれたマジシャンたちの動きを真似る練習をしている

撤退的に模倣して、それでも模倣しきれない残った部分がオリジナリティであり、その人となりのマジックだ

つまり、オリジナリティとは完璧な模倣の失敗作である

マジックを媒介して残ってしまった自我こそがオリジナリティやキャラクターなんだと思う

それがたまたま時代とマッチすれば売れるだろうし、時代とそぐわなかったり、マーケティングが下手だとゴッホのように埋もれてしまう

若い子たちはコンテストも大事かもしれんけど、コンテストの評価される中身だったり、風潮だったりは時の流れとともに変わってしまうので、将来コンスタントにお金をもらってマジックで食べていくならちゃんとマジシャンとしてのオリジナリティを考えて方が良いね